夜ごはんを食べそびれたため(18時頃から寝てました…)
ほんのりお腹が空いて夜食タイムです。朝食?
LUPICIAのミルクキャラメルの茶葉、
牛乳だけで淹れると和み系の味になるのでこの時間帯に重宝してます。
最初は抵抗あったけど、手を出したらすとんと嵌ったミルクほうじ茶。
あとヨーグルトに乾燥ブルーベリーを混ぜ込んだもの。よい歯応え。

文人悪食 (新潮文庫)

文人悪食 (新潮文庫)

長いこと行方知れずになっていた1冊が出てきたので
休日にかまけて読み進めました。
近代日本文学の大御所達を味覚から斬り込んでいく1冊。
今日は白秋、啄木、谷崎、朔太郎、菊池寛岡本かの子、百輭、芥川、
の章を読んだので明日は乱歩から。
作家の私的なエピソード満載で先入観を素敵に壊してくれます。
とりあえずこの本のおかげで漱石だいすきになった、ので、
最後まで読むのがたのしみ。
(後半、安吾→中也→太宰→檀一雄、と続いてる辺り特に!)
1人につき15ページ程度なのでするする読めます、電車のお供に◎。

食ってごまかしが効かないところだと思います、三大欲求どれにおいてもそう。
素が露わになっているところをちらりと盗み見るような、そんなどきどき感があって、
文学者と食べ物を絡めた本、すごく好きです。文学者に限らないな、ひとの味覚にすごく好奇心を駆り立てられる。

[rakuten:book:11577302:detail]

角川学芸ブックス  名作の食卓  文学に見る食文化

角川学芸ブックス 名作の食卓 文学に見る食文化

文学者というよりは文学と食べ物、だけど、この2冊も面白いです。

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

特別枠・文人かつ料理人の檀氏。
レシピいっぱい載ってるんですが、昭和の香りが楽しいです。どじょう屋とか、今、ないよ!笑
文学と食べ物の絡み、近代の台所事情を覗けるのも醍醐味ですね。


古本屋さんで昔の料理本を漁るのもだいすきです。江戸時代のレシピの復刻とか!
そもそもは国語便覧に写真付きで載っていた上代の食事に興味をそそられたのが始まり、な気がするのですが、
その後いよいよ食べ物の世界に嵌り込み、やがて進路までそちらの方向に捻じ曲げられるとは、
当時の私は想像だにしていなかったのでした。人生の不思議!