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土日は友達の結婚式のため北陸の旅。朝のうちに埼玉を出て、上越新幹線〜特急はくたかと乗り継いで5時間ほどで富山へ。曇り空だったけれど日本海はやっぱり太平洋と色が違う。蒼い東の海と、碧い西の海。ほとんどのおうちの屋根瓦が黒くて重厚感があるのもまた新鮮。関東は小豆色や青が多いのかな。実家の近くでオレンジ色の瓦も見た覚えが。こういう地域差っておもしろい!柳田國男を読みたくなります。
結婚式はありがたいことに神殿式から披露宴、二次会までまるっと列席させて頂いて。素敵な式でした。
おしあわせに!
会場のホテルに宿泊して、翌日は金沢へ。近江町市場でおいしいお魚を食べるのが目的です。早く着きたいあまりサンダーバードに乗ってしまう私。旅先だと気が大きくなるのかお金がぷわーっと飛んでゆく…。その代償でしょうか、スピードが早すぎてコロプラのスタンプを取るのに苦心した。
念願の市場でお刺身!このあと蟹も出てきました。定食ってレベルじゃないぞ!赤身のお刺身苦手だったけどまぐろがすんごく美味しくてわしわし食べた。甘海老も味噌がたっぷり詰まってておいしー。のどぐろの一夜干しを自宅へのお土産に買いました。いっぱい食べたあとはお散歩がてら武家屋敷跡へ。
緑がきれいで、とても風流。いちばんテンションあがったのはここ。というか、この石。
- 作者: 小栗左多里,トニー・ラズロ
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2008/11/14
- メディア: 単行本
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帰りは小松空港から飛行機でぷいーん。機内で川越のCOEDOビールが供されててちょっとびっくりした。伽羅とか瑠璃とかきれいな名前がついていて瓶もおしゃれなので、埼玉にお越しの方はぜひ!(宣伝)個人的には紅赤が好きです。焼き芋で作ってるんだよ!
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2代目ベーコン仕上げの日。昨日塩抜きしたんですが端っこ切って焼いてみたらちょいとしょっぱかったので、今朝からお水に浸して更に塩気を抜くの巻。
今回はピックル液ではなく塩漬けで仕込んでみました。塩、黒胡椒、ローズマリー、パセリ、クローブ、あと何だっけ。スパイシーな感じにしたかったのでハーブ盛りだくさん、胡椒は多めに擦り込みました。ぴっちり包んで冷蔵庫で1週間熟成。半月くらい置いた方がいいんですが気温も高くて心配ですし。冷蔵庫の場所だいぶ取りますし(現実的な理由)。
- 出版社/メーカー: SKWイーストアジア
- メディア: 食品&飲料
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- 出版社/メーカー: 朋和商事
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さてベーコン。水からあげたら風通しのいい場所で数時間陰干し。水分があると燻した時に風味がつきにくいのです。表面がよく乾いたら、あらかじめスモークチップを敷いてあたためておいたストウブ鍋にクッキングペーパー越しにぽんと置く。蓋。2時間ほど弱火で燻して出来上がりです。
若干焦げたのはご愛嬌。染み出た脂には旨みがたっぷりなので、炒め物などに使うといい感じです。
昨日VIRONで買ったパンに、チーズと一緒に乗せて試食。おいしくできました!
試食が結構腹もち良かったので夕飯は簡単に、中華丼とトマト・わかめ・ねぎ・玉子のスープ。ウェイパーとっても便利。
照明が黄色いので夜ごはん撮るとビビッドな色合いになる。まんぷくー!
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予定もなく天気もそこそこ、気持ちのいい昼下がり。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 国分寺市泉町3-37-34 マージュ西国分寺 1F
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- (写真提供:goway859)
甘いものしか頼んだことがなかったので、このPLTCサンド*1がお目当て。一見食べにくそうですが、ハンバーガーを包むあの、汁漏れしない薄紙(名称不明)を添えて下さるのでがぶりといけちゃう。とろりとかけられているのは人参のソース、優しい味!
デザートは迷いに迷って2種類オーダー。このお店の素敵なところは、飲み物でも食べ物でも小さなサイズがあること。左はクルミドケーキ、今期のフルーツはチェリーとベリー。右はアイスのサンドです。塩ミルクをセレクト。どちらも甘すぎずとってもおいしかった。すでにもう、今、また、行きたい。
マフィンがお花の形に焼き上げられているのがにくいところ!
せっかく都内に出てそそくさと帰るのももったいないので、太宰さんのお墓参りに行こうと思い立ち中央線で三鷹へ。今度の日曜は桜桃忌ですが、私はその日北陸にいるのです。つい先日の13日は太宰先生、命日でしたし。今日でもいいよね。駅から20分ほどてくてく歩いて、禅林寺へ。
墓所を撮るわけにもいかないので、門だけパチリ。ここには鷗外先生も眠っておられます。
命日に合わせて来られた方もいたのか、墓前だけに留まらずお墓の脇の方まできれいな花束がたくさん。直後に団体さんがいらしたので長居はしませんでしたが、ここに行くといつもうるっときてしまう。たくさんたくさん、生前の素敵な言葉を胸に刻ませていただいてます。斜め向かいの鷗外先生の墓前でも手を合わせて、妙にすっきりした気持ちで退散。紋白蝶がひらひらり、たくさん飛んでいました。
さてどうしよう。お隣の吉祥寺もいいな、高円寺や荻窪もたのしいな、下北沢や渋谷も近いなあ。ん!渋谷といえば!最近マメヒコ行ってない!…というわけで、吉祥寺から井の頭線に乗り換えて渋谷の一歩手前の神泉へ。この時期の井の頭線沿いは、花の壁のようにあじさいが咲き乱れていていてとってもきれい。かたつむりもたくさんいるのかな。
神泉駅は渋谷駅から歩いても15分くらい?都心はバス停のように駅がある。渋谷駅界隈はザ・喧騒だけれど、神泉側は閑静な住宅街なのでせかせかすることなく歩けて好き。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 渋谷区宇田川町37-11 大久保ビル 1F
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- (写真提供:バナナメロン)
なぜかセブンの中に店舗の入口へと続く階段がある、秘密基地のようなカフェ。先述のクルミドコーヒーさんと仲のいいお店です。同じコーヒー豆を使っていながら抽出方法が異なるので味も違うらしく、しかし、私はコーヒーが飲めない*2ので飲み比べができない。残念。
1年ぶりくらいに訪れた店内は相変わらずしっとり落ち着いた雰囲気。フルーツローズというフレーバーティーと、豆のフムスのタルティーヌを注文しました。中東メニューには目がない。
オープンサンドといった趣き。バルサミコ酢とオリーブオイルと塩と胡椒がついてきたので、お皿に乗っていたレモンと合わせてサラダ用のドレッシングをひそひそと調合。バルサミコがとてもまろやかで、あれ、欲しい…。ちゃんと銘柄見ておけばよかった。
- ジャンル:パン
- 住所: 渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル 1F
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- (写真提供:ゆとり公僕)
西国分寺だけの予定が、1日かけた結構な遠出に。たまにはこんな日も良いのです。
(一昨日あたりも横浜に行ってましたが)(あれ?)
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実家の本棚から連れてきた数冊。読み返しすぎてどれもしおしおです。またよろしくね。
- 作者: 森鴎外
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/02/22
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- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 作者: ニーチェ,Friedrich Nietzsche,木場深定
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- 作者: 檀一雄
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- 作者: 宮沢賢治
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昨日は日帰り帰省。週末に控えた友人の結婚式のため、小物など見繕ってきました。実家滞在時間は1時間ほどで、ほぼ横浜散策に時間を割いてしまった。20年以上暮らした町だというのに、帰るとすっかりおのぼりさん状態になります。ゆくゆくは浜っ子に戻りたい玉っ子。たまこ。
東横線で向かったので、横浜をスルーして終点の元町・中華街駅で下車。チャイニーズティータイムとかこつける。
- ジャンル:中国茶専門店
- 住所: 横浜市中区山下町130
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- (写真提供:りくsoma)
こんな感じ。中国の茶器や食器は無条件にかわいい。
お湯は卓上で沸かされていて、2杯目以降は自分で注ぐスタイル。店員さんが水を補充して下さるので相当たくさん飲めます。お茶はもちろんのことながら、マーラーカオがすごーく美味しかった!ふわふわしっとり。1階が中国茶のお店になっているので、実家へのお土産に祁門紅茶の缶を買いました。
夜はみなとみらいの夜景を撮ろうと思い立ち桜木町へ。しかし。
あれ。真っ暗。
以前との比較。
インターコンチネンタル側からの比較。見慣れたネオンが消え失せた光景に、駅や電車の暗さとは比べ物にならない、痛切に身にしみる何かを感じてぞくりとした。また東日本がきらきらしますように。街灯などを撮って帰途につきました。